土地の持つエネルギー

ひと頃 『イヤシロ地』、『ケガレ地』と いう言葉で土地の持つエネルギーについて 表現していたことを思い出しました。 ケガレとは、気が枯れているという 意味なのです。 土地にも記憶として残るエネルギ-があります。 それを祝福し、昇華させることです。 昨日、廃校となった小学校を学びの場として 生き返らせて活動している方にお会いしました。 その学舎にも行ってきました。 そこは、山里の集落にあります。 雪深く厳しい環境の中で暮らしを立ててきた住民に とって、その場所は懐かしくもあり、落ち着く場所では あっても、保存し、生かしていくゆとりはなかったでしょう。 その場を生かそうと覚悟して、10数年行政や住民と向かい 合い、一人掃除をし続け、建物や土地と会話してきた彼は 〚この空間を学びの場として残したい〛と語ってくれました。 無私の愛を受け取って、建物も土地もイキイキと歓びを放っていました。 家でも、 勤める場所でも、 旅行するところでも、 ご自分が活動する土地、建物に 感謝と祝福を送らせていただくと 必ず、返って来ます。 歓びとなって、ご縁となって。 その土地で生まれた方にとって、その土地で出来た作物が身体を 育むというのは、同じ土(産土)から生まれたからに他なりません。

コメント

このブログの人気の投稿

真(まこと)を伝える

生きるは息(いき)る

共に良くなろう